高知県林業労働力確保支援センター
林業の仕事

林業の仕事

苗木を育てて植えつけ(造林)、長期にわたって保育(手入れ)作業を行いながら、健全な木を育て、主伐(収穫)する仕事で、少なくても40年以上の期間を要する事業です。

高知県では、苗畑で1~3年間程度、苗木として育ててから、山に植裁(植えつけ)して育てます。主な樹種は、スギやヒノキです。

林業は、森林を作ると同時に木材を生産する仕事で、大変長いサイクルで営まれる産業です。このため、時々の社会・経済状況の変動の中で、適期に保育を行わなければならず、長期にわたり収入を生まないため、森林所有者は息の長い経営が必要です。

地ごしらえ

苗木を山に植えつけする前に、刈り払った雑草やかん木、伐操した木の枝などを片づけて整地して、苗木の生育環境をよくするための作業です。

植えつけ

苗木は山の斜面に手作業で1本ずつ植えていきます。植えつけの時期は主に春や秋が多くなっています。

下刈り

植えつけた苗木より雑草の方が早く成長するため、苗木の生長を助け、苗木に日光が当たるよう、苗木のまわりの雑草や不要な木を刈り払います。苗木がまわりの雜草や不要な木に負けなくなるまで、苗木を植えつけてから5~10年間毎年行います。
これをしないと、せっかく植えた苗木に光が当たらず、雑草などの下で枯れてしまいます。

つる刈り

苗木が雑草よりも大きくなり、下刈りが終わってからも、クズやフジなどが幹に巻きつきいかぶさったりするため、これを切らなくてはなりません。
この作業は、将来、健全な森林に育成し、良質な木材を生産するため重要です。

除伐

植えつけてから、10年以上になると、植えつけた木の生長の邪魔になるかん木や、形質や成長の悪い植えつけた木ができてきますが、これらの木を取り除く作業が除伐です。
森林の持つ多面的機能を発揮させるため、除伐を行うときに、周囲の有用な広葉樹を残して、針葉樹と広葉樹の針広混交林にする場合もあります。

枝打ち

10~15年経つと植えつけた木と同じく技も成長します。この枝がはまわり木の枝と重なり、林の中が暗くなって、森林の表土が雨で流れたり、枯れた枝から書虫が侵入するのを防ぐため、枝を付け根から切り落とします。
以前は、枝打ちは、節の少ない優良な木材の生産を目的にしていましたが、近年は、経済性や住宅の構造が変化したことにより、枝打ちを行わなくなってきています。

保育間伐

植えつけてから、20~30年くらいたつと、林の中は混み合ってきます。そのままにしておくと、植えつけた木の生長が遅くなり、病害虫にかかりやすくなると同時に、林の中が暗くなり、雨で表土が流れてしまいます。
これを防ぐため、間引き作業を行い、林の中を明るくして、下草や低木が生えて、植えつけた木が健康に育つようにします。
大根の間引きと同じような機能で、チェーンソーで行ないます。

収入間伐

木材として利用でき、間伐材の販売価格が搬出コストに見合う林では、間伐材を搬出して販売します。
近年では、少し曲がっている木材でも、集成材や合板用に活用され、これらの木材を搬出した時に発生する小径材や僕や枝条も木質バイオマス発電の燃料用などに使われるなど用途も広がっています。
なお、間伐を一度に大量に行うと、地形によっては、台風などの強風の被害にあう危険が増大すしますので、注意が必要です。

主伐

何度か間伐を繰り返し、植えてから最低でも40年以上になった木は、木材として皆伐(収穫)され、搬出され収穫されます。

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